今回からGOOD ERORR MAGAZINEで本の紹介させてもらえることをとてもうれしく思っていますよ。
Jose P Yaponski です。ホセでおぼえていてくれたら嬉しいです
1番はじめの本はわたしの大好きな日本人の詩人 北園克衛(1902-1977)ですよ。
わたしは北園克衛のworksがほんとうに好きで、ずいぶんと長いあいだ彼の本を集めているよ。でも、彼は100年くらい前から仕事をしている人なので、集めても集めても集めきれないし、いまでも知らなかった仕事を発見することができる。それに彼の本は高いしね…
北園克衛を知らない友達のために、彼のprofileを超簡単に説明させてください。
さっきも言ったけど、彼は今から100年くらい前の1925年くらいから詩人として活動をはじめている。日本人としてシュールレアリスム宣言を初めてしたのは彼はなんだ。でも彼はシュールレアリスムとはすぐに離れて、vouという詩のグループを結成して彼が亡くなる1977年まで40年以上の間、vou magazineを作り続けてた。westernのすごく有名な詩人たちと交流しながら、彼の作風は時代ごとにどんどん変わっていった。世界的にコンクレートポエムっていう言葉を超えたような造形詩のスタイルが流行った時も、彼はいち早くそれに挑戦して日本を代表するような国際的な詩人として認められて行ったんだ。北園克衛は“plastic poem"っていう自分の詩のスタイルをつくって作品をたくさん作った。
まずは、そのplastic poemの本を一緒にみてみよう。
これは1966年にeditions vouから私家版としてとても少ない部数だけ出版されたplastic poemの詩集です。
これは北園克衛のモノグラフである"カバンの中の月夜"のcoverにも使用されたから見たことのある人もいるかもしれないですね。
正方形で薄いsoftcoverの詩集です。
序文にあるplastic poem宣言がすごくカッコいいんだ。
" a note on visual poem"というタイトルの序文。すごくカッコいいから英語を読めないあなたも、気になったらchatgptやGoogle翻訳をつかって訳してみてほしいよ。
plastic poemは言葉じゃなくて写真の詩
最後のページでは最初のページのthemeに帰ってきて、この詩集はthe end。
どうも普通のカッコ良さじゃないよね…こういう方法で 詩情 という、言葉で掴むのことが難しいものを繊細に表現できるartistは少ないんじゃないかな思います。
彼は活動をはじめた時から最初から、言葉の意味を超えた言葉というものを考えていたんじゃないかな思います。
このテキストのはじめにある呪文のような言葉を見返してほしいです。これは北園克衛が1925年に創刊にかかわった前衛詩magazineのタイトルで、Dadaismの影響下にあることがすぐにわかるタイトルです。彼は詩人として生まれ変わったときから、亡くなるまでモダニストだったんでしょうね。
彼の造形のback groundにあるのはbauhausのスタイルで、ほんとうは今回と一緒に紹介したかったと思っていたんだけど、また次のchanceに彼のdesignerとしての顔がよくみえるart bookを紹介させてもらいますね。
読んでくれてありがとう。またみなさんにお会いできる日がくることを願っています。
またね。
PROFILE
Jose P Yaponski
函館在住の本好き、コーヒー好き、Baby Metal好き、LE SSERAFIM チェウォン好きの趣味人