Diary October DAIKI YAMAZAKI
10月22日◉渋谷のフライングブックスにて横尾忠則『横尾忠則の画家の日記』を購入。ニューヨーク近代美術館で「ピカソ展」に遭遇し、グラフィックから絵画に強制的に転向させられてしまった横尾さん。そんな横尾さんの運命を決定づけた1980年から書かれた日記をまとめた一冊。日記を書いていない日も日付は書かれ、その下は空欄になっている。日記を書いていない期間もかなり多く、一ページ丸々空欄のページもある。日記ってそんなもんでいいよなと思った。もちろん本人や編集者によって添削がされているところもあると思うが、その面白い構成を拝借させてもらって今日から日記なんぞを書いていってみようと思った次第です。以前からRIPRAPの西野さんからエッセイ的なものを書いてみないかと相談いただいていたので、このタイミングしかないと思いパソコンをカタカタ叩き始めました。西野さん、お待たせしてしまってすみません。いつまで続くかわかりませんが、とりあえず始めてみます。
今日は、友人のとんだ林蘭に誘われて、森美術館で開催されている『ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っておくけど、素晴らしかったわ』の内覧会に行ってきた。大胆さと繊細さが同居する作品たちに圧倒された。その後、とんだと四軒梯子して解散。楽しかった。
10月23日◉友人に誘われ、仕事終わりに池尻大橋に飲みに行く。乾杯の際に自分の誕生日会だと知らされる。楽しくなって三軒梯子。Houseのパエリアがこの世のものとは思えない美味しさだった。とにかく楽しかった。ずっと仲良くしてください。
10月24日
10月25日
10月26日◉八時起床。ワールドシリーズ初戦を見終わり、いま働いている会社で運営しているウェブマガジン『フイナム』の周年イベントが開催されている渋谷へ向かう。大盛況で良かった。その後、両国に写真家・川島小鳥さんと俳優・臼田あさ美さんの写真集『ソウルメイト』の刊行に合わせた写真展のレセプションへ。二人にしか表現できない素敵な写真たちに感動。知り合いも沢山いて楽しかった。酔っ払った勢いでギャラリー近くの古着屋で人生初のダブルのライダースジャケットを購入。サイズぴったり。友人の写真家・トヤマタクロウに唆された感もあるが、気に入ってる。冬が楽しみだ。その後、渋谷へ戻り周年パーティーの二次会@ライオンへ。顔出す程度と思っていたけど、結局三時までいてしまった。関係者各位、今後ともよろしくお願いします。
10月27日◉昨日遅くまで遊んだせいもあり、十一時起床。昨日買った小鳥さんと臼田さんの写真集『ソウルメイト』をゆっくり観る。救われるような感覚になった。シンガーソングライター・カネコアヤノさんによる散文によって感情が増幅された。写真も言葉もどっちも凄い。昼過ぎに衆院選の投票へ。家族と友達が住みやすい世の中になりますようにと願う。夕方から刺繍作家・小菅さん、編集者・室賀さん、友人(脚本家見習い)・ふみこと南千住の丸千葉へ。今日はやたら店内のテレビの音が大きいなと思っていたら、天皇賞を放送しているためだった。武豊が騎乗したドウデュースが圧巻の追い込みで優勝。店内大盛り上がり。競馬場に行ってみたくなった。丸千葉の豚汁がめちゃくちゃ美味しかった。その後、二軒梯子して解散。クリエイター達の話は面白かった。自分も頑張らねば。
10月28日
10月29日
10月30日
10月31日
PROFILE
山﨑大貴 | Daiki Yamazaki
編集者。1987年東京都生まれ。
「MANGA SHOCK」「CREATE ACTiONS」というバンドをやっています。
プロフィール写真はトヤマタクロウに撮ってもらいました。